御教え集32号 ①一番狙うところは、医学の革命

私が一番狙うところは、医学の革命です。これはまた一番難しいのです。この自然農法が全国的に分かると、その医学に対する効果も、ちょうど自然農法と同じような理屈で、肥料というのは医学でいう薬です。「肥料をやるために土が弱る」ということと、「薬を服むために健康が弱る」ということと、理屈は同じですから、この面から医学のほうを分からせるうえにおいて、非常によいと思うのです。そういうわけで、肥料のために、その毒素が人間の健康に非常な害があるということも分かるわけです。おまけに「特集号」にあるような、米に穀象虫がわいたのを写真に大きく出してありますが、あれを見たら否も応もないと思います。ですからいままで薬毒ということは、私は大いに唱えてきましたが、勿論薬毒も悪いが、それ以外に米に対する肥料の毒がまたたいへんなものです。つまり肥料の毒というのは、やはり血を濁しますから、肥毒と薬毒の両方で、人間はいままでいじめられていたわけです。今度その論文を出しますが、「人間の体はいかに造物主が強靭に強く造られたかが分かる。これだけの薬毒を入れながら、なおかつ生きているということは、実に人間の体は丈夫なものだ」ということを書いてあります。こうなると肥毒まで加わって、食う食糧に対する肥毒があって、薬を飲まない人でも一日に三度ずつ肥毒を体に入れているのですから、虫がわくのはあたりまえです。寄生虫の害というのは、みんな知っているとおりですが、これは別におおげさに言うわけではないので、私はいつもそう思ってます。薬毒がウンと固まって、体に薬毒がいっぱいある人がありますが、「これでよく働けるな、実に人間の体というのは強くできている」といつも感心してます。これは医学的の頭で考えたら面喰うだろうと思います。そういうわけで、神様のほうは着々と進展しつつあるわけです。しかもいま言ったとおり、各宗教の教祖やなにか、そういった偉い霊たちがこれから救世教のために大いに働きますから、だんだん時期がたつに従って、予想もつかないような大きなことになると思ってます。だんだん張り合いが出てきたわけです。いままでは楽屋で支度をしていたようなものですが、これからいよいよ本舞台に上がって、檜舞台で世界人類を大いにうならせるというわけですから、ちょうど世界的の大芝居です。

これは大本教のお筆先にありますが、「今度は世界の大芝居であるから、今に世界は動くぞよ」とありますが、これはやっぱりそういう意味です。

 

【御講話篇12 P312】

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